お別れの花束

2月のことになりますが、昨年末に亡くなった義理の母の
お別れ会を開催しました。

いつも前向きでエネルギッシュ。
人情味溢れる方で、自分に関わる全ての人に惜しみない
愛を与える・・・そんな女性でした。
もちろん、嫁にもすこぶる優しくて、本当の娘のように
可愛がって下さいました。

しばらくは、夫も私も、そして小学4年生の息子も、
母のことを思い出しては泣いてしまう・・・
そんな日々が続いていましたが、母がいなくなってしまってから2か月が経ち、
先月改めて、母の友人を招いてお別れ会を開いたことで、
ようやく気持ちの整理がついた。
そんな気持ちです。

母は長年、自宅で子供に勉強を教える小さな塾をやっていたので、
その教え子や保護者の方々もご参加下さり、私は初めましての方が
多かったにも関わらず、母の思い出話しを語り合っているうちに
まるで昔から知っているような・・・
そんな懐かしい気持ちでいっぱいになりました。

会場は、母が長年住んでいた思い出の地、代官山にある「メゾン・ポールボキューズ」。
会場装花を私が作らせていただくことになり、前日に市場に行って花を
仕入れ、卓上花のブーケを6個作りました。

お別れと言っても・・・春らしい優しい色合いの花で母を送りたかったので、
ピンクのバラやチューリップを中心に、アルストロメリアやスカビオサなど、
明るい色味のお花を選びました。
まるで母が笑っているようで・・・作りながらも思わず涙してしまいました。

お別れ会の当日は、白いカーネーションで献花をしていただいた後に、
お1人お1人から母との思い出のエピソードをご披露いただきましたが、
涙あり笑いありの温かいエピソードばかりで・・・
母が如何にたくさんの人達に愛を与え、如何に皆さんから愛されていたのか、
それが良く伝わって来ました。

ああ、母がこの場にいてくれたらどんなに良かっただろう・・・
と何度も思ったけれど、良きお姑さんに恵まれて本当に幸せ者だったなと。
これからは、私も母に負けないくらい周りに愛を与えられる人間に
なりたいと、心から思いました。

卓上花は花束にして、ゲストの方々にお持ち帰りいただきました。
母の思い出話しにたくさんの花を咲かせることが出来て、
本当に幸せな一日を皆さんありがとうございました。

そして、改めて、お母さん本当にありがとう。
これからも私達を見守っていて下さいね。

ラベンデール 東樹